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​第34回学級経営実践セミナー(東京)
「学級経営と授業はどう結びつく?〜ともに語り、学び合う〜」
​実施報告

1.テーマ

「学級経営と授業はどう結びつく?〜ともに語り、学び合う〜」

2.概要

【日時】

2025 年7月 21 日(月) 13:00〜17:00(受付 13:10-13:25)

【会場】

立川市子ども未来センター201 東京都立川市錦町3-2-26

【参加者数】

29 名

【プログラム】

13:25〜 開会挨拶と流れやテーマの確認(小島 貴之)

13:35〜 実践発表

・藤原弘之(埼玉県公立小学校)

・久保田比路美(群馬県公立小学校)

・上園雄太(千葉県公立小学校)

14:20〜 休憩

14;30〜 座談会(藤原・久保田・上園・阿部・小島)

15:00〜 グループトーク(進行:小島)

15:40〜 休憩

15:50〜 阿部隆幸先生による講話

16:10〜 グラフィックレコーディングを用いた振り返り(記録及び進行:濱口恵美)

16:40〜 閉会・アンケート記入

3.参加者の感想(アンケートの結果から)

  • 特に久保田先生の個別具体的なエピソードが刺さりました。子供たちが幸せな学校生活を送るためにできることをやっていきたいと改めて思いました。 会の運営、有り難うございました。

  • 足を伸ばして静岡から来てよかったなと思いました。 こうした全国の先生方の話を聞くこと、グループで話合いをすることで、とても刺激をいただけました。 「学級経営がうまい」という表現をよく耳にしますが、それを言語化するとなると、なかなか難しいと自分の身に置き換えるとそのように思います。 発表してくださった先生方に感謝です。また運営もありがとうございました!

  • 3人の発表それぞれが教室での3人の姿が浮かぶような気がして、共感しました。発表のための実践でなく、子どものための実践をきちんと聞けたように思います。 ひとつずつの学級、ひとりずつの子、さらにはひとつずつの学校に固有の物語があり、そして僕ら教員にもそれぞれの個性があるなかで、それでもこうして実践やエピソードを持ち合うことで、なんとなくの共通項が浮かび上がったり課題が見えてきたり、そこに阿部先生が理論の串を通していく構成が見事でした。

  • 一つ目は学級経営の種類やカテゴライズについてよくわかりました。私自身は学級経営の枠を決めてルールを明確化したうえで子どもたちにその範囲の中で選択をさせている学級経営を行っているということがわかり言語化できるように何となくなりました。枠を作らないような授業や学級経営のスタイルもあることがわかりそのメリットやデメリットもわかりました。子どもたちが多様化し、個別最適な学びを進めていくことが必要とされている中で一人一人にあったやり方を枠を取っ払って行なっていくことの必要性はわかりました。ただ、教員の負担や他のクラスや教員への悪い影響等を考えると実際に進めていくことの難しさを感じモヤモヤ引っかかる部分が多かったです。

など、他にも多数

 

4.セミナーを終えて

第34回学級経営実践セミナーは、「学級経営と授業のつながりを考える」をテーマに開催し、30 名近い参加者が集いました。3 名の登壇者による実践報告では、それぞれの立場から学年担任生について、多様なルーツのある子どもたちとの学級や授業、ICT 導入期における授業の発話分析授業と学級経営の関係などが語られました。参加者の関心も高く、実践発表をきっかけに多くの対話が生まれました。特にグループトークでは、話が止まらないほど活発なやりとりが行われ、「みんなでつくる会」としての趣旨が実現された時間となりました。

今後も、現場に根ざした実践を出発点にしながら、互いの問いを持ち寄り、学びを共有できる場づくりを継続していきたいと考えています。

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