第36回学級経営実践セミナー(新潟)
「見える・つなぐ・シェアする学級経営」
実施報告
1 開催趣旨
多様な見方や捉え方のある学級経営について、「見える・つなぐ・シェアする学級経営」というテーマをのもと、見方や捉え方を整理しながら、一人一人の「わたしの実践」にある、共通点や違いを見つけ、「わたしたちの学級経営実践」としてシェアすることを目指しました。

2 日時 2025年8月30日(土) 13:20~16:30
3 会場 長岡市「アトリウム長岡」
4 参加者数 24名 +実践発表2名 学会理事1名
5 プログラム
13:30- 受付
13:40 オープニング〜基調提案
発表:上條 正太郎(長岡市立四郎丸小学校)
13:50 実践発表1「私の学級経営とその実践について」
発表:川崎 智也(見附市立今町小学校)
14:10 実践発表2「私の学級経営とその実践について」
発表:土田 侑人(長岡市立上川西小学校)
14:30 休憩
14:45 鼎談 川崎 智也 × 土田侑人 × 岡田 順子
15:10 フロア協議
16:00 休憩
16:10 講演「学級経営の見方・考え方」
日本学級経営学会理事 阿部 隆幸(上越教育大学 教授)
16:30 クロージング
16:40 終了
6 当日の様子
基調提案で事務局の上條より「学級経営を捉える視点」について示し、本セミナーを通しての学級経営の視点を共有しました。
実践発表では、Q-Uアンケートを基にした学級経営についての取組、生活指導との関連付けをしながらの学校規模での取組の発表がありました。2つの実践発表をもとにした鼎談では、学級経営における共通項や特徴的な取り組みについて、話が広がり、理解を深めることができました。

学級経営を捉える視点と実践発表をもとに、後半は参加者4人組で普段の学級経営について協議を行いました。夏休みが明けて間もない開催時期ということもあり、参加者の方々の「今」を持ち寄りながら、互いの取組を今回のセミナーの視点に重ねて話し合いました。
阿部先生の講演では、「学級経営の見方・考え方」と題して、改めて学級経営の多様な見方を確認しつつ、今、大切な学習活動における学級経営についての提言をいただきました。
