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​第22回 学級経営実践セミナー(愛知)
違いを生かした学級経営とは?

実施報告

1 開催の詳細
違いを生かした学級経営とは.jpg
2 セミナー当日の様子
3 アンケートで頂いたご感想の一部
  • 違いを生かすことを自分はなぜ大切にしたいのか、改めて考えることができました。また、そのために具体的にどのような手段があるのかもたくさん学ばせていただきました。小学校と中学校という違いはあっても、今日の学びを自分の学校につなげていきたいです。志を同じくして学校を超えて学び合う仲間が、同じ地域におられること、本当にうらやましいです。

  • 自由進度学習の可能性、山吹小学校の取り組み、クラス会議の必要性、瀬戸ツクルスクールの取り組み、どれも大変刺激的でした。 なんだか自分は、やっぱり自分が受けてきた授業や学校観で仕事をしてきていて、それを脱却したいと思いつつ、できていないことを改めて感じました。 最後の赤坂先生、阿部先生、山田先生のディスカッションも大変面白かったです。 僕らは何を見て授業をしているのか?痛烈な問でした。

  • 先生方の発表が、いろいろな側面から「違い」を捉えていたので、視野が広がりました。そして、理事の先生方のお話を聞きながら、昭和世代にも関わらず、日々の生活に追われ、「どんな社会にしたいのか」の視点も忘れていたことに気付きました。 佐橋先生の、子どもたちへの「危機感」、大きく頷きました。問題は、そこに気付いていない先生方がとても多いことだと思います。そんな私も、余裕がないと、子どもたちの揉め事を疎ましく思ってしまうのですが、「それだけ関わりが増えているんだ!」とポジティブに捉えたいですね。 「違い」をマイナスに捉えず、教師も子どもたち自身も進んでそれを生かす前提として、まず教師が「違いを楽しむこと」と「そろえることに固執しないこと」が大事かなと思っています。

  • 具体的な実践のヒントと、教育観を見直す本質的な問いの両方を頂いた、濃密な時間でした。 ①  「社会」とは何か ②  「幸せ」とは何か ③  人が「つながっている」とはどんな状態か ④  「学校」は何のためにあるのか ⑤  「学級」は何のためにあるのか ⑥  「違い」が「強み」になるのはどんな時か 日々の仕事をしているだけでは、こういったところになかなか思考が向きません。冬休みにじっくりと向き合おうと思います。貴重な機会をありがとうございました。

  • 違いを生かすことを自分はなぜ大切にしたいのか、改めて考えることができました。また、そのために具体的にどのような手段があるのかもたくさん学ばせていただきました。小学校と中学校という違いはあっても、今日の学びを自分の学校につなげていきたいです。志を同じくして学校を超えて学び合う仲間が、同じ地域におられること、本当にうらやましいです。

  • 自由進度学習の可能性、山吹小学校の取り組み、クラス会議の必要性、瀬戸ツクルスクールの取り組み、どれも大変刺激的でした。 なんだか自分は、やっぱり自分が受けてきた授業や学校観で仕事をしてきていて、それを脱却したいと思いつつ、できていないことを改めて感じました。 最後の赤坂先生、阿部先生、山田先生のディスカッションも大変面白かったです。 僕らは何を見て授業をしているのか?痛烈な問でした。

  • 先生方の発表が、いろいろな側面から「違い」を捉えていたので、視野が広がりました。そして、理事の先生方のお話を聞きながら、昭和世代にも関わらず、日々の生活に追われ、「どんな社会にしたいのか」の視点も忘れていたことに気付きました。 佐橋先生の、子どもたちへの「危機感」、大きく頷きました。問題は、そこに気付いていない先生方がとても多いことだと思います。そんな私も、余裕がないと、子どもたちの揉め事を疎ましく思ってしまうのですが、「それだけ関わりが増えているんだ!」とポジティブに捉えたいですね。 「違い」をマイナスに捉えず、教師も子どもたち自身も進んでそれを生かす前提として、まず教師が「違いを楽しむこと」と「そろえることに固執しないこと」が大事かなと思っています。

  • 具体的な実践のヒントと、教育観を見直す本質的な問いの両方を頂いた、濃密な時間でした。 ①  「社会」とは何か ②  「幸せ」とは何か ③  人が「つながっている」とはどんな状態か ④  「学校」は何のためにあるのか ⑤  「学級」は何のためにあるのか ⑥  「違い」が「強み」になるのはどんな時か 日々の仕事をしているだけでは、こういったところになかなか思考が向きません。冬休みにじっくりと向き合おうと思います。貴重な機会をありがとうございました。

4 アンケートで頂いたご感想の一部

何のために違いを生かすのか?って会場全体に赤坂真ニ先生からの問いかけがありました。

キーワードは、尊重し合う社会をつくること。相手との違いを認める。私自身が他者との違いを認める。他者から私との違いを認められる。そんな社会や関係があれば、私は幸せを感じられるのだと。だから違いを生かす、生かし合う学級経営が求められると思います。なので、子どもを見る解像度を高めていく必要は今後ますます高くしていかねばならないと思います。登壇なされた先生から、『違いと自由進度』、『違いを強みに』、『オープンダイアログ』、『違いを生かす社会の在り方』というテーマでたくさん考える機会をいただけました。                   【岩本 歩】

                      

話を聞きながら,「違いを生かす」あるいは「違いが生かされる」学級・学校の在り方って何だろうなと考えていました。自他の違いを認め合い,尊重し合えるような関係性が整っていることや,自分の存在が承認され,明確な役割があることなど,今まで指摘されてきたことが,やはり大事なんだろうなと自分は思います。ただ,そもそも学校に対して漠然とした不安や緊張を感じることが要因で,学校に行けない子どもたちがいる事実を見逃してはいけないと最近強く感じています。これは学校文化や教育システムの問題なのか,あるいはなんらかの関係性の歪みからくるものなのか,要因を考え出すとそれらが複合的に絡み合っているように思えて,解決の糸口を見出すことがすごく難しいと感じています。

1ついえることは,学校に「不安や緊張」を生み出す何かが確実に存在しているという事実です。

従来から指摘されているような「安心・安全な居場所としての学校・学級の在り方とは何か」,「安心と安全をどう保障していくのか」といった点をもう一度問い直すことには価値があるように思っています。                                  【渡邊 克吉】

 

学校で真摯に考え、チャレンジし、振り返り、分析している先生たち。やりっぱなし専門の私から見ると頭が下がる思い。一通り発表が終わり、最後に赤坂先生、阿部先生、山田先生の振り返り。短い時間で伝えきれなかったところをばっちり話してくれてありがたかった。

そもそも違いを生かす必要があるのか。本来なら発表で伝えたほうがよかったのだろうけど。そもそも違いなんか自然にあるわけだから、あえて言う必要もないかもしれない。そして、類友的な感じで、同質性に中ににいる心地よさというものも多々あるし、それが安全基地だったりもする。

でも今の日本の雰囲気などを踏まえると、あえて「違い」を生かすというようにポジティブに捉えなければ、自然と「違い」が忌み嫌われるものに容易に傾いてしまう。だからこそ「違い」というものに意図的に、ポジティブな光を当てる必要がある。そう思っていたので、それを話してくれてありがたかった。

また日本人のそもそも気質が、果たして長年受け継がれてきたものなのかという点についても、実際はこの同調圧力の強い世の中というのは、以前はそれほど強くなかっただろうし、長いわけでもない。ちょっと振り返っただけでも、たとえば商店街なんで自営の集まりだったわけで。ほんの数十年前までは、その商店街が活気にあふれていた。

だとするならば、私がやろうとしていることは、何も目新しいものではなく、どちらかというと眠っているところを起こしましょう的な感じとして捉えれば、そんなにハードルの高いものではないと考えているということ。こんなところをいい感じに取り上げて話してくれた。3人のやり取りはリラックスしたものであり、それでいて本質的なところに目を向けさせてくれる。そんな時間でした。        

【一尾茂疋】

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