第30回学級経営実践セミナー(愛知)
「今求められる学級経営」
実践報告
1.開催の趣旨
日々変わっていく社会に合わせるように、学級では多くのことが求められるようになりました。また、不登校や静かな荒れ、薄れていくつながりなど教室が抱える問題も多様化してきています。そんな今、どんな学級経営が求められるのか、そして教室でどんな学級経営をしていくのかを参加者の皆さんと考えるべく、開催を試みました。
2 日時 12月14日(土) 13:00~15:00
3 会場 椙山女学園大学付属小学校1F フレンドシップホール
4 参加者数 55名+理事3名+登壇者4名
5 プログラム
13:00 オープニング 基調提案
13:10 キーワードで語る「今求められる学級経営」各20分
①水流卓哉(愛知県公立小学校)
②阿部隆幸(上越教育大学)
③松山康成(東京学芸大学)
14:10 休憩
14:25 質疑応答
14:40 キーワードで語る「今求められる学級経営」
④一尾茂疋(市民立瀬戸ツクルスクール)
⑤深見太一(愛知教育大学)
⑥佐橋慶彦(愛知県公立小学校)
⑦赤坂真二(上越教育大学)
16:00 休憩
16:15 質疑応答
16:30 座談会「今、学級で何をするのか」
17:00 クロージング
当日の様子
「明日使える実践はないかもしれないが」と貴重提案でお話しさせて頂いた通り、今どんな現状を抱え、どんな学級経営が求められているのかをそれぞれの発表から考えることができる会となりました。拡散型のセミナー構造となっていたため、その後の整理、教室への持ち帰り方などは参加者の皆様にお任せすることとなってしまったが「もやもやがすっきりとした」「何が大切かを考え直すことができた」「観が得られる会は珍しいので嬉しかった」などの声を頂くことができました。また、最後の座談会では今抱えている危機感を共有し、今学級経営にどんなことができるのか、どんな社会になってほしいのかを議論することができました。